『森家由緒系図書』によると、初代神官は伊勢神宮長官従三位藤原家行の末子、鈴鹿伊勢大夫家幸。文保二年(1318)、北畠顕家の将である結城道忠は「鈴鹿氏を招いて奥州に神宮の分霊を祀りたい」と藤原家行に願い出ました。
数年後、息子の家幸は奥州を巡り、行方郡(相馬地方)に訪れた際、南柚木の地形が伊勢に似ていると感じたそうです。
それを父親に報告し、元享元年(1321)、天照大御神のご分霊をうけ、この地にご神体を安置したといいます。
伊勢大御神 下の太神宮
所在地
南柚木字水神下282
ご祭神
天照皇大神宮
ご利益
伊勢神宮の代参
創 建
元享元年(1321)